むし歯や歯周病は生活習慣病であり、少なからず感染症でもあります。
いつ感染してしまうのか、それは離乳する時に母体免疫が入らなくなること、免疫移行時期のため感染しやすくなってしまいます。
そこに砂糖の摂取量が多かったり、親御さんのお口の中の状態(磨き残しが多い、むし歯、歯周病があるなど)や、知識不足などにより感染が早くなってしまうことがあります。
(例えば、2歳でむし歯に感染すると4歳になったときむし歯が5本に増えてしまうなど)
感染している確率として高いデータが出ているのがお母さんからお子さんへ感染している場合です。
お母さんのお口の中にむし歯菌が多ければ感染する確率は高くなります。
そして親御さんの生活習慣はそのままお子さんの生活習慣になります。
お母さんの予防処置(歯科医院でのメインテナンス)の有無
予防なし→45%感染
予防あり→16%感染
このデータのように予防でメインテナンスに通っていても16%感染はありました。
メインテナンスに通っていてもこのように
感染経路をゼロにするのは難しいのです。
むし歯菌の中の一つであるミュータンス菌自体は感染力が低いため、ミュータンス菌の繁殖原因となる砂糖の過剰摂取を控えることでむし歯菌が住みにくくなる環境ができます。
毎日の歯磨きでうまくお掃除をしてお子さんに
「感染してもいいお口に」することが大切です。それにはお子さんを歯科検診に連れて行くことも大切ですが、親御さんの歯科受診がとても重要になります。
忙しいとは思いますが、親御さん、お子さんの未来のためにも歯科受診をお勧めします。
歯科衛生士 マヤ
麹町・四ツ谷の歯医者「麹町ソフィア歯科クリニック」
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